教育がIT化されても勉強で紙に文字を書くことは必要

インターネットが家庭に普及して、子ども達が1人1台スマートフォンやタブレット端末を持つ時代になりました。

一部の学校では、タブレットやパソコンを活用した授業が当たり前のように行われています。

塾の中には教材として、オンラインでの質問やタブレット端末を使うなど子ども達を新たな方法でサポートしているところもあります。また通信講座では、スマホやタブレットを使った学習によってアプリケーションシステム自体が参考書や単語帳、ノート、テストなどの役割を持つなど教育IT化が進んでいます。

分厚い辞書や電子辞書を持ち歩いていた受験生も、今はスマホに向かって「〇〇の意味は?」と尋ねると「〇〇とは〜」とすぐに知りたい答えが返ってくる。なんとも不思議な時代です。

他にも例えば英語です。夜な夜な作っていた単語帳がスマホのアプリでできてしまいます。

数学の答え合わせでも立体的な図形が動く中で解説動画が何度でも見られるといったメリットもあります。

教育がIT化されることによって、良くも悪くも勉強方法が効率的になっていることは確かです。

しかし、定期テストや受験のときに必要なものは鉛筆と消しゴム。

情報を知るためのツールとしてITツールは素晴らしいものですが、勉強で紙に文字を書くことがなくなることはないでしょう。

手を動かすことは、脳を動かすことでもあります。

 

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